第2弾・当事者研究ワークショップ

みなさん、こんにちは。
ワーク花きりんのヨシカワです。

今回は、8月16日(火)に開催された『当事者研究ワークショップ』第2弾のレポートをお伝えします。
当日は、利用者の方も参加してワークショップとなり、笑いありしんみりと振り返る時間ありと貴重な時間を持てました。


■当事者研究ってなに?

ここで改めて、当事者研究とは何かをお伝えします。
当事者研究とは、自分の抱える苦労(病気など)と上手く付き合っていく方法を、自分自身で探求する取り組みのことです。
また、当事者研究をやっていく中で、様々な理念(教訓みたいなもの)が生み出されていきます。これを学ぶだけでもとても楽しいものです。


■当日の様子

今回もbasecampの皆さんのパフォーマンスで幕開けです。
まずは、参加者全員が「その日の体調」「気になっていること」などのテーマで自己紹介をしました。この段階では緊張感が微妙に漂っていました。

次に、アイスブレイクとして皆さんでダンスを踊りました。
basecampの皆さんの振り付けに合わせて、私たちも手拍子をしたりステップを踏んだりと、一気に打ち解けた雰囲気になりました。


■今回のメインテーマ

参加者の皆さんからの困りごとなどをテーマに、当事者研究を開始しました。
今回のテーマは「亡くなった父親への思い」となり、テーマを出していただいた方に、これまでの経緯や、今抱えている思いなどを静かに語っていただきました。
basecampの皆さんは、その方の気持ちに寄り添い即興でパフォーマンスを展開してくださいました。
途中、テーマを出してくれた方も一緒に踊る場面もあり、前回とはまた違った味わい深い『当事者研究』となりました。



■参加者の感想

ここで、参加された皆さんの感想をご紹介します。

  • 私のテーマを演じて頂き、ありがとうございました。ほんの少しの情報で、あそこまで表現していただきすごかったです。一緒に踊ったダンス楽しかったです。ダンスの祈り、心にジーンと来ました。亡くなった父親のことを思い出し、涙が落ちるのを抑えるのが大変でした。
  • 私も両親を亡くして四半世紀が経過し、お墓に行った際は現状を報告し話しかけるようにしています。
  • 自分の境遇とリンクする話が出てきて、自分だったらどう感じるかと思いながら見ていました。
  • 自分の悩みを聞いてくれる機会があって、素晴らしいと思いました。

  …その他にも、それぞれの思いを綴った感想が聞かれました。


■最期に…

今回のテーマが少し重めであり、参加した皆さんがどう反応されるのか、始まった当初は心配な気持ちも正直ありました。
しかし、そのような心配も杞憂でした。
それぞれの参加者が今回のテーマを自分自身と重ね合わせ、とても奥深いひと時を過ごすことが出来ました。
basecampの皆さん、本当にありがとうございました。


それでは、また次回お会いしましょう!!


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